更年期から閉経後の女性に増えている「閉経期高血圧」の原因やメカニズム。閉経期高血圧を予防する対策を紹介しています。

閉経期高血圧とは

食事などで摂取した塩分は、体内を巡り約2割が汗などで体の外に排出されます。残りの8割は、一定の時間がたつと腎臓からほぼすべての塩分が尿と一緒に排出されます。ですが、更年期~閉経後の女性は塩分が排出されないままになっており、塩分の摂り過ぎではないのに高血圧になってしまうのだそうです。

特に60才以上の女性には増えており、男性と同じくらいの人数が高血圧を発症しているそうです。その原因には、閉経が関係しており、閉経後に血圧が高くなる女性の高血圧を「閉経期高血圧」と言います。




スポンサーリンク



スポンサーリンク

閉経期高血圧のメカニズム

閉経前の女性には、女性ホルモン・エストロゲンが卵巣から多く分泌されています。エストロゲンは月経を促す働きをしていますが、その他に塩分を尿で排出させる腎臓の働きを活性化する役割も行っています。

そのため、閉経前の女性はエストロゲンが分泌されているので、多くの塩分を摂ってもしっかり腎臓が働き、塩分を尿と一緒に排出しているので体に塩分が溜まることはありません。ですが、閉経してしまうとエストロゲンの分泌量が低下するので、腎臓の機能も低下してしまい、塩分が上手に排出されないので体に塩分が溜ってしまい閉経期高血圧になってしまうと考えられています。

さらに恐ろしいことに、女性のほうが血圧のコントロールが難しくて、脳卒中や心筋梗塞の発症率が多いと言う事がわかってきているそうです。それを聞くと心配になる女性も多いのではないでしょうか。

閉経期高血圧を予防する方法

NOと言う物質が閉経期高血圧の予防には欠かせません。NOは、血管の壁にある内皮細胞から分泌されている一酸化窒素のことで、このNOが血管平滑筋に作用して、血管を拡張させてしなやかにする働きをしたり、腎臓に働いて尿のなかに塩分を排泄させる働きもしてくれるのです。このNOはもちろん男性にも分泌されており高血圧を予防する働きをしてくれています。

NOを活性化するには、身体の中の温度深部体温を1℃高める事で血流量が増えて早くなり、内皮細胞がその刺激で活性化されNOを増やすことが出来るそうです。深部体温を上げるには入浴方法が大切なポイントになります。

お風呂に入って、熱くなく、ぬるくも無い、一番気持ちが良いと感じる41℃の温度のお風呂に5分~10分肩まで浸かってしっかり温めることで深部体温が1度上昇するそうです。目安は、顔に汗をかいたら温まっている証拠。

※温度は個人差があります。あくまでも自分が気持ちいいと言う温度を選んでください。また入浴後は水分補給を忘れずに行ってください。

関連記事

高血圧に良い食べ物一覧表
高血圧に良い食べ物を一覧にまとめてみました。降圧成分を含んだ食材を食べることも必要ですが、毎日30品目以上の食材を食べることで栄養バランスを整えることも忘れてはなりません。必須栄養素も忘れずに!

高血圧に良い飲み物一覧表
高血圧に良い飲み物を一覧にまとめました。普段から飲んでいるお茶やコーヒーにも降圧作用や血圧上昇を抑制するものがあります。1日に必要な水分摂取をする時は意識して飲むことで高血圧を予防。

高血圧に良い成分一覧表
高血圧に良い成分を一覧表にまとめました。イワシのサーデンペプチド、タマネギのケルセチン、緑茶のカテキンなど血圧を下げる成分から、食材や食べ物を探せるようにしました。

高血圧を治すには体質改善により血圧が上がらない時の健康状態に戻す必要があります。偏った食事にならないように1日30品目を目安に、健康維持に必要な五大栄養素を毎日しっかり摂ることが大切です。食事に自信がない方はサプリメントを活用してください。

世界の塩分摂取量の平均は【1日5g】なのに日本人の塩分摂取量の平均は【1日10.4g】ちなみに男性が【11.4g】女性が【9.4g】この塩分の過剰摂取が高血圧の原因と考えられています。あなたは塩分を摂り過ぎた食生活をしていませんか?
減塩弁当の宅配業者の比較ランキング
高血圧の食事療法を続けていると食べるものが無くて困る事ってありますよね。そんな時に便利なのが減塩宅配弁当です。常に冷蔵庫に減塩弁当を保存してあれば食べたい時に電子レンジで暖めるだけでOK!