クルミはカラダに良い働きをするオレイン酸とα-リノレン酸の両方が摂取できる優れた食べ物です。オレイン酸とα-リノレン酸の期待されている健康効果や、その他にクルミに含まれている栄養素、また、作っておくと便利なクルミ味噌の作り方をまとめています。

クルミが血管の壁を強くする!

クルミに含まれるオレイン酸とα-リノレン酸が悪玉コレステロールを抑制し血管を強くして血圧に作用するというのをご存知でしょうか?

油と聞くと体には悪いと思いがちですが、実は、それは少し違っていて、体に悪い影響与える油もあれば、体によい働きをしてくれる油もあります。良い油の代表が、オレイン酸とα-リノレン酸です。

クルミに含まれるオレイン酸の効果とは?

年齢を重ねるとコレステロール値が気になります。コレステロールは大切な役割があり、私たち人間のカラダには欠かせない存在です。

ですが、悪玉コレステロールが増え、善玉コレステロールが減少すると、肥満や動脈硬化、高血圧や糖尿病などの生活習慣病になるリスクが高くなるといわれています。

オレイン酸は、血液中の善玉コレルテロール値はそのままにして、悪玉コレステロール値を減少させる働きに期待されています。

クルミに含まれるα-リノレン酸の効果とは?

α-リノレン酸は、血管をきれいにしてくれて、血管を詰まらせないように働き、細胞の新陳代謝を促進する油です。くるみには、このα-リノレン酸が圧倒的に多く含まれています。

α-リノレン酸が多く血管に存在すると、血管を柔らかくして広げてくれるので血管が詰まるのを防いでくれ、それによって血液の圧力が吸収されて高血圧や心臓疾患を予防すると考えられています。

【αリノレン酸のカラダに良い主な作用】

  • 高血圧の予防
  • 動脈硬化の予防
  • 心筋梗塞の予防
  • コレステロールや中性脂肪を抑制する
  • 老化予防
  • アレルギーを抑制する効果
  • うつによる症状の軽減

このような作用があると言われています。

ところが、αリノレン酸は人間の体内で作ることができません。その為、食物から摂取する必要がある必須脂肪酸です。意識して摂るように心がけましょう。※必須脂肪酸はその他にリノール酸があります。

αリノレン酸は、最近よく聞くことが多くなったオメガ3(n-3系)脂肪酸に分類されます。魚のオイルで知られているDHAやEPAも同じオメガ3脂肪酸に分類されていて、αリノレン酸は体内ではDHAやEPAに変換されます。



その他にクルミに含まれている栄養素

クルミには、ビタミンE、メラトニン、ポリフェノール、βカロテンなどの抗酸化成分が含まれています。

さらに、たんぱく質、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンK、葉酸、カルシウム、鉄分、マグネシウム、リン、カリウム、亜鉛、食物繊維なども含まれています。

高血圧など生活習慣病の予防だけではなく、アンチエイジング対策にも役立つ食べ物なんですね。そんな事から最近は多くの女性が食べています

クルミの摂取量はどのくらい?

厚生労働省が発表している、生活習慣病の予防のためn-3系脂肪酸(α-リノレン酸)1日の目安の摂取量は、成人1日あたり2.0~2.9g以上を推奨しています。

イワシだと、1日2尾、サバだと半身、食べないといけませんが、くるみなら1日に約30g(くるみ5個分位)食べる事で高血圧予防につながると言われています。とっても手軽ですよね。

しかし、気をつけなければ練らないのが、クルミなどのナッツ類は脂肪分が多いのでカロリーが高いことです。食べ過ぎは注意しましょうね。

そこで、おすすめ!クルミ味噌

私的な事ですが、私の故郷の長野県はクルミの産地として有名です。子供のころから身近にクルミ料理があり食べて育っていました。

長野の有名な郷土料理に五平餅というのがあります。その五平餅につけるタレにクルミを使います。

そのタレを作っておくと五平餅につけるだけでなく、そのままおにぎりの具に入れたりパンにつけても美味しくいただけて、また、茹でたほうれん草などの野菜と和えたり、ふろふき大根につけたりして食べなど、とても便利です。是非作ってみてください。
【材料】

  • くるみ・・・100g
  • 味噌・・・大さじ2
  • みりん・・・大さじ2
  • 砂糖・・・大さじ2

※分量は目安です。お好みで調節してください。

【作り方】

  1. くるみをすり鉢で擦ります。※細かく包丁で刻んでもOK。
  2. 味噌、みりん、砂糖を入れて良く混ぜます。
  3. そこにくるみを入れて再度混ぜて完成!※お好みで擦りごまを入れても美味しいです。

クルミ味噌に入れた味噌には大豆イソフラボン、ビタミンEなど抗酸化力が高い成分が豊富に含まれています。それがクルミに含まれている成分を酸化するのを抑える効果があるので、一緒に食べるとさらに効果的になります。




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